海外の賠償リスクとAIGのソリューション〈企業向け賠償責任保険 編〉

着実に事業を拡⼤されていますね。並⾛してきた私たちも感慨深いです。

はい。おっしゃる⽅針が良いと思います。ただし、現在ご加⼊の「WorldRisk^®」では、アメリカ・カナダの現地⼦会社は、補償対象外となりますので、保険プログラムの⾒直しが必要になります。

北⽶の賠償リスクは注意が必要ですが、特にアメリカは訴訟⼤国と呼ばれており、⽇本と異なる⾔語、⽂化、法律や裁判制度などの環境下で⾏われる賠償事故対応が必要となります。損害賠償⾦以上に争訟費⽤がかかる場合もあり、巨額の費⽤負担や⻑期にわたる訴訟対応など⽇本における訴訟対応とは異なる戦略が必要となります。

まず、多くの国に拠点を持つ多国籍企業として、リスク管理における内部統制を強化することです。今後は、グローバルリスクマネジメントの観点から、事業内容や製品、進出先の訴訟事情なども踏まえた保険⼿配を考えることが求められます。

また、アメリカの訴訟対応においては、事故内容を踏まえた法令・判例の解釈、提起された訴訟の拡⼤や連鎖クレームを回避するための戦略作り、陪審員制度をはじめとする固有の賠償環境も踏まえた防御対応ができる保険会社を選択することが重要です。

この2つの観点から、世界の多国籍企業がグローバルリスクマネジメントを推進するために選んでいる、AIGの「コントロールド・マスタープログラム」をご提案します。

AIGグループのグローバルネットワークを活⽤した現地保険証券（ローカルポリシー）と、マスターポリシーと呼ばれるグローバル保険証券（グローバルポリシー）を組み合わせた保険プログラムです。⽇本本社による中央管理型で、全世界統⼀的で透明性のある補償を受けることができます。
御社の事業内容や製品を踏まえた各国のリスク状況や保険に対するニーズを整理・把握して、北⽶を含む拠点を含めた管理を⾏うことをお勧めします。