業種
製造業
ソリューション
キャプティブ
お客さまの課題
賠償責任リスクが高く、通常の保険は手配できないか、あるいは手配できたとしても保険料が高額となるかのいずれかであり、現実的なリスク移転の手段がなかった。そのため、無保険でリスクを自己保有せざるを得ない状況であったが、資金効率の面から改善が必要だった。また、事故処理もお客さまご自身が行う必要があった。
ソリューションの詳細
賠償責任リスクについての効果的なマネジメントを目的としたキャプティブプログラムを構築。
- キャプティブプログラムを導入することで、通常では保険の手配が困難であるお客さまの製造物責任リスクについて、適切な補償内容かつ高額な支払限度額の設定が可能となった。その結果、取引先との契約上求められている保険に加入することができた。
- 世界各国の保険証券の内容と事故情報がキャプティブに集まってくることで、同社の世界中の子会社に分散していたリスク情報の集約と蓄積が可能となった。その結果、企業としてのグローバルなリスク保有政策の策定が可能となった。
- AIGグループの提供する訴訟管理プログラム等もあわせて利用することにより、損害額および損害発生件数の軽減ができ、トータルでのリスクコストの削減が可能となった。
- キャプティブが保険引受利益を出し、利益が内部留保されていくことにより、効果的なリスクファイナンシングが可能となった。キャプティブの引受能力が高まることで、新たなリスクへの対応が可能となった。