プレスリリース(2018年)

2018年11月2日

重度後遺障害からの回復のためにロボットスーツによるトレーニングを提供 AIG損保の自動車保険、法人向け傷害保険の契約者を対象に AIG General to offer Robot Suit Hal® rehabilitation program for Auto Insurance and Occupational Accident Comprehensive Insurance policyholders with severe residual injuries

AIG損害保険株式会社は、被保険者が脊髄損傷等による後遺障害を負った場合に、当該者の社会復帰を支援するためにロボットスーツHAL®を用いたトレーニング・プログラムを無償で提供するサービスを開始します。

このプログラムはAIGグループが提携しているCYBERDYNE株式会社のロボットスーツHAL®を用いたもので、当社が適用対象者に対して、当初10回分のトレーニング費用(実費のみ、交通費等は除く)を負担します。同社が有するロボケアセンター等、全国5ヶ所(つくば市、藤沢市、鈴鹿市、堺市、別府市)において提供を開始し、対応施設は今後順次展開予定です。

事故時に有効な契約のある以下対象保険商品を対象とし、2019年1月1日以降発生の事故が対象となります。本サービスは、当該保険契約による適用対象者が、サービス対象となる事故に起因して脊髄損傷等の重度後遺障害を負われた場合で、上記ロボケアセンターでの初期コンサルティングにおいて、トレーニングの有効性があると判断されたときに適用の対象となります。

【対象となる保険契約】

  1. 自動車保険(人身傷害保険をセットした特定の契約(注))
    (注)個人向けおすすめプラン「ベリエストミューズ」「ベリエスト」「ミューズ」や「ビジネスガードオート」(人身傷害保険がある場合のみ)
  2. 業務災害総合保険(法人・個人事業主用傷害保険)

当社を含むAIGグループが国内で掲げている『ACTIVE CARE』という事業戦略コンセプトの下、当社では業務災害事故の防止にむけた啓発活動や、事故で負傷された方が早期に社会復帰いただくために、保険会社としてサポートできる方法を検討してきました。当該新サービスは、脊髄損傷等による後遺障害を負った被保険者の方に、歩行機能向上への新たな機会を提供することを目的としています。