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海外旅行中に感染症を予防するには? <もしもに備える!海外旅行 滞在中編(2)>

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海外旅行では、時差や気候の違いなどから、自覚がなくてもさまざまなストレスを身体に受けています。その結果、免疫力が低下して、感染症にかかりやすくなることがあります。

この記事では、感染症にかからないようにするために、旅行中に注意すべき行動や感染源、予防方法について解説します。

出典:「海外へ渡航される皆さまへ!」(厚生労働省 検疫所)

旅行中に注意すべき行動とは?

海外旅行中は、行動に気をつけるだけでも感染症対策になります。
旅行中に注意すべき行動は、以下のとおりです。

生水、氷、カットフルーツはなるべく飲食しない。
・食事は、十分に火の通った、信頼できるもの以外は食べない。
・蚊やダニなどに刺されないように虫よけ剤を使用し、なるべく肌を露出しない。
・動物には、むやみに近寄らず、安易に触らない。
・危険な薬物の接種やゆきずりの性交渉をしない。
・咳や発熱、発疹といった症状がある人との濃厚な接触をしない。

出典:「海外へ渡航される皆さまへ!」(厚生労働省免疫所)

主な感染源と予防方法

感染症は、口や皮膚などから病原体が入ることで感染しますが、感染源はさまざまです。
ここでは、主な感染源と病名、予防方法について紹介します。

出典:「どうやってうつる?」、「海外で注意しなければいけない感染症【一覧】」(厚生労働省検疫所)、「鳥インフルエンザ対策」(首相官邸)、「海外での感染症対策」(首相官邸)

食べ物や水を介してかかる感染症

細菌やウイルスなどに汚染された食べ物を食べたり、水を飲んだりすることで、E型肝炎、A型肝炎、赤痢、腸チフス、コレラなどに感染するリスクがあります。
特に、生野菜やカットフルーツ、氷には注意が必要です。食事の際は、十分に火が通ったものを選ぶようにしましょう。

蚊やノミなどの虫を介してかかる感染症

蚊やノミなどの虫や節足動物に刺されたり、咬まれたりすることで、虫の持っているウイルスや細菌が体内に入り、マラリア、デング熱、黄熱、日本脳炎、ペストといった感染症にかかることも少なくありません。
虫除けローションの使用など虫除け対策を十分にすること、自然の中に入る場合は長袖・長ズボンを着用することなどが予防につながります。

動物を介してかかる感染症

動物にさわる、排泄物に汚染された食べ物と気づかずに食べるといった行動により、鳥インフルエンザ、MERSといった感染症にかかる可能性があります。
動物に咬まれたり、引っかかれたりすることでも感染する、狂犬病といった致死率の高い病気もあります。動物との接触を極力避けることが大切です。

人を介してかかる感染症

咳やくしゃみなどの飛沫、性交渉など、人との接触によって、麻しんや風しん、ポリオなどの感染症にかかるリスクがあります。
マスクの着用や手洗い、うがいといった行動のほか、感染症の疑いがある人に近づかないことも大切です。

土や水を介してかかる感染症

土や水を介して、小さな傷口から細菌や寄生虫が体内に侵入して、破傷風やレプトスピラ症、住血吸虫症といった感染症にかかることもあります。
転倒などによってできた傷でもそのままにせず、適切な治療を受けましょう。裸足で歩いたり、川や湖での水遊びを控えたりすることも大切です。

医療現場を介してかかる感染症

医療現場における輸血や針刺し事故によって、B型肝炎やC型肝炎、HIV感染症に感染する可能性があります。そのため、できる限り衛生管理が行き届いた医療機関を選ぶことが重要です。
このほか、病気が流行しているときは病院などの医療現場では多くの患者が集まるため、空気感染や飛沫感染による感染症にも注意しましょう。

海外旅行中は油断せずに食べ物や水、動物などに注意しましょう

渡航先でどのような感染症が流行しているのか、正しい情報を集め、感染しやすい行動を避けることで感染症にかかるリスクを減らせます。
なお、ワクチンや予防薬がある感染症であれば、渡航前に接種や内服を済ませておくとより安心です。また、頭痛や腹痛、風邪などを引いたときのために市販薬を持って行くと、症状の緩和に役立ちます。万全な対策で、楽しい海外旅行にしてください。

出典:「マラリアに注意しましょう!」(厚生労働省検疫所)

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