リアルストーリーズ

「事故ならすぐ連絡を」 現場に駆けつける理由

「痛い…」事故現場からの電話

車に乗る人にとって、いつ起きても不思議はない自動車事故。ある夫妻が事故を経験した際、「事故対応の満足度は期待値以上だった」と絶賛した自動車保険のプロフェッショナルがいる。岐阜県にあるAIG損保代理店「宇野モータース」の代表・宇野慎一さんだ。

それは、2022年1月3日のことだった。

前日から降り続いた雪もやみ、青空が見えている。朝7時半、朝食を食べようとしていた宇野さんの手もとで携帯電話が鳴った。出ると、苦しげな息遣いが聞こえる。「痛い…」という言葉を聞いた瞬間、すぐに事故だと察した。

「救急車は呼ばれましたか? お体はどんな具合ですか?」と状況をたずねながら、「すぐに参ります!」。宇野さんは家を飛び出した。

苦しい時だからこそ、そばにいる

先代が創業した「宇野モータース」を継いで25年、宇野さんは新車、中古車の販売から整備、車検、点検、修理までを担ってきた。

「車の保険は大きく分けて2種類あります。1つは必ず加入することが義務付けられている、いわゆる“自賠責保険”。もう1つは、自賠責保険では補償されない部分を補償する“任意保険”と呼ばれるものです」(宇野さん)

もしも死傷者を出した場合、“自賠責保険”の限度額を超えた賠償額になることもある。また、“自賠責保険”は物への損害賠償や示談交渉も付いていない。

「そのため、万が一の事故の際に任意保険(自動車保険)がしっかりと機能することが重要なのですが、事故をきっかけに破産するケースもあります。だからこそ、私たちは適切な“任意保険”への加入を強くおすすめしています」(宇野さん)

同時に、宇野モータースでは必ず「万一、事故や故障が起きてしまったら、すぐにお電話ください」という一言を添える。朝が早くても、夜が遅くても気にせず携帯電話にかけてほしい、と。

「とくに自動車事故の場合、起こした側も起こされた側も動揺しがち。とても冷静ではいられません。私たちが現場に駆けつけた時、お客さまがホッとした顔をなさる姿をたくさん見てきました。苦しい時こそ、できるだけ近くで細やかにサポートし、お客さまのチカラになりたい。だから、いつでも迷わずご連絡くださいとお願いしています」(宇野さん)

もちろん、留守番電話に転送して事故受付センターへの連絡を案内する時間帯もあるが、万が一の時だからこそ、なるべくそばにいたいというのが宇野さんのモットーだ。

お客さまの考えごとをできる限り減らしたい

その言葉に従い、事故の直後に電話をかけたのは京子さんだった。夫妻で15年前に「宇野モータース」で新車を購入。その後、AIG損保の自動車保険にも契約した。

宇野さんが事故現場に到着したとき、用水路の中に落ちている車両が見えた。京子さんはすでに病院に搬送されていた。現場で待っていたご主人・孝さんによれば、路面凍結によるスリップだったという。

幸い、用水路に水はなく、京子さんも命に別状はなかった。巻き込まれた自動車、通行人もいなかったことから「少しだけホッとしましたね」と宇野さんは振り返る。

「事故後はいろんな手続きが必要です。現場ではいつも、お客さまには最小限の情報だけお伝えして、現場検証等の対応が終わったらお客さまからご連絡いただくようにしています。多くのことを一度にたくさんお伝えするよりも、一つ一つ伝えて、一緒にこなしていくことを心がけています」(宇野さん)

お客さまの事故や車にまつわる考えごとを極力減らし、しっかりと治療に専念してもらいたい。事故が起きてしまったとき、宇野さんはいつもそんな思いで対応にあたるという。このときも、事故車の引き上げから移動まで迅速に進めていった。

保険会社と代理店 それぞれの長所を生かす

事故現場での対応を終えた後、宇野さんはAIG損保の事故受付センターに事故の報告を入れた。

「お客さまとの自動車保険の保険金の支払いに関するやりとりは、全て損害サービスセンターにお任せしました。この時に支払われた保険金は、『車両保険』、『人身傷害保険』、入院一時金としての『人身被害特別費用保険金』などです。スムーズで、かつスピーディでした。これこそ、私たちの大事なお客さまにAIG損保の保険を積極的におすすめできる理由です」(宇野さん)

とくに、「AIG損保と私たち代理店が、それぞれ役割分担をしながら、多面的にお客さまをサポートできる点が良い」と宇野さんは語る。

「僕ら代理店は、お客さまのすぐそばにいて、それぞれの方にあったケアができるのが長所。また、お客さまと一緒に必要な保険や補償内容をじっくり丁寧に検討できる点も代理店の価値だと考えています」(宇野さん)

というのも、自動車保険の車両保険には金額設定の幅がある。例えば、車購入後1年目:100~150万、2年目:90~140万、3年目:80~130万…という具合だ。

1年目から2年目に金額を一律75%などと下げる設定も可能だが、「そうした設定は市場価格と乖離することもあり、ギャップのある設定は極力避けています」と宇野さんは語る。

「車両保険の金額が2年目から下がることで保険料が低減できても、いざというときの保険金もその分減ってしまう可能性があるのです。実は、ご夫妻が車両保険に加入される際にも、その幅のなかで保険金額や保険料を比較してみたところ、保険料は大きく変わりませんでした。そこで、市場価格にあっていて、受け取れる保険金も多い方をおすすめしました」

夫妻によれば、今回の事故ではその比較が役立ち、保険金が新車の購入費の足しにもなったという。後日、事故対応の満足度をたずねてみると、「120%…いいえ、200%でしょうか。とても感謝しています!」と、孝さん。

その言葉を聞いた宇野さんも、「うれしいです。明日からの仕事を頑張る活力になりますね」と晴れやかに笑う。

宇野モータースでは、事故予防にも余念がない。お客さまとの雑談の中で「そういえば、こないだこんな事故があって…」と具体的に事例を話すことも多いという。「ほとんどのお客さまがドキッとした顔をなさいます。私が話すことで、運転に慣れた気持ちの帯をもう一度しめなおしてもらえたら」。そうした予防の一環として、自動ブレーキの普及にも積極的に取り組んでいる。

「車を扱う以上、一人でも交通事故に遭う人を減らし、事故がきっかけで破産する人を減らしたい。そのためにも、予防を呼びかけ、AIG損保とタッグを組みながらお客さまの力になれることを目指します!」

<プロフィール>

宇野 慎一(うの しんいち)
有限会社宇野モータース代表取締役。岐阜県山県市にあるAIG損保代理店。先代が創業した「宇野モータース」を継いで25年、保険代理店業の他、新車・中古車の販売から整備、車検、点検、修理までを行っている。趣味はゴルフとそば打ち。

掲載情報はすべて掲載時のものです。

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