プレスリリース(2018年)

2018年8月16日

「ME-BYO(未病)」コンセプトの普及・啓発等に係る 神奈川県との連携について Agreement with Kanagawa Prefecture to promote awareness and adoption of ME-BYO concept

AIG損害保険株式会社(以下、「AIG損保」)は、本日、神奈川県との間で「ME-BYO(未病)」コンセプト*1の普及・啓発等に係る覚書を締結しました。

AIG損保では、「ACTIVE CARE」という事業戦略コンセプトのもと、テクノロジーや国内外のノウハウを活かし、リスクを未然に防ぐための支援に力を入れており、当取組みが神奈川県の推進するME-BYOコンセプト*1とも非常に親和性が高いことから、今回、普及・啓発活動について連携を進めることとなりました。

締結式(左から、AIG損保 代表取締役社長兼CEO ケネス・ライリー、神奈川県知事 黒岩 祐治氏)

【主な連携内容】

  1. 神奈川県内の中小企業を対象としたセミナーの開催や、メールマガジンの配信を通して、ME-BYOコンセプトの普及とともに、CHO構想*2(従業員やその家族の健康づくりを行う健康経営)の情報発信及び、CHO構想推進事業所*3の登録推進を行います。
  2. 同県内の小中高生やその家族を対象にしたスポーツイベント等の開催を通して、ME-BYOコンセプトの普及を図るとともに、未病改善の3つの柱の1つである運動習慣の提唱を行います。
  3. AIG損保関連施設や参加イベントの場を通して、「マイME-BYOカルテ」の普及を図るとともに、未病の改善を促すツールの配布や紹介等の活動により、ME-BYOコンセプトの普及を行います。
  4. 中・長期的な視点で、保険商品や関連サービスの中で、未病改善等につながる仕組みやサービスの拡充および新規開発の検討を行います。

当社ではこれまでも、神奈川県と共に主に県内の脊損受傷小中高生を対象とした「歩行機能向上プログラム」などを支援してまいりましたが、今回の覚書締結を機に、より一層連携して、心身の状態をより健康な状態に近づけていく「未病の改善」支援に努めてまいります。

  1. 未病とは健康と病気を「二分論」の概念で捉えるのではなく、心身の状態は健康と病気の間を連続的に変化するものとして捉え、この全ての変化の過程を表す概念のこと。
  2. CHO構想とは企業や団体が事業所に健康管理最高責任者(CHO)を設置し、従業員やその家族の健康づくりを行う、いわゆる健康経営を進める神奈川県の取組みのこと。
  3. CHO構想推進事業所とはCHOを設置して健康経営に取り組む企業や団体の県内の事業所のこと。