火災は14分に1件発生
3月は火災件数が多い時期。総務省消防庁「消防統計(火災統計)」に公開されている過去7年分(2016年~2022年)の「全火災の月別発生件数」を見ると、3月の火災件数が最多となる年はうち5年となっています。
中でも気になるのは「死者が発生した住宅火災」です。その出火原因の上位はストーブによる住宅火災です。
「令和4年(1~12月)における火災の状況(確定値)」によると令和4年における全国の出火件数は36,314件で、うち建物火災が20,167件と半数以上を占めます。建物火災のうち半数以上を占めるのが住宅火災で11,411件にも及びます。
全体では火災件数は1日あたり100件、14分ごとに1件発生していて、火災は私たちの生活とは無縁ではないことが分かるでしょう。