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ニューヨーク発、2009年4月16日――AIGとチューリッヒ・ファイナンシャル・サービシズ・グループ(チューリッヒ)はAIGの全額出資子会社で米国内で個人向け自動車保険事業を行っている21stセンチュリー・インシュアランス・グループを、チューリッヒの子会社であるファーマーズ・グループ・インク(FGI)に売却することに、本日合意しました。取引の条件として、FGIがAIGに対して、19億ドルを支払い、その内訳は、現金で15億ドルとチューリッヒの主要事業部門であるチューリッヒ・インシュアランス社により裏書された額面金額4億ドルのユーロ建て劣後債となります。FGIは21stセンチュリーの1億ドルの負債も引継ぎます。この取引の成立には、監督当局による承認を含む特定の条件を満たすことが必要となります。
21stセンチュリーは、デラウェア州ウィルミントンに本拠を置き、その事業には、かつてのAIGダイレクトビジネスとエージェンシー・オートビジネスが含まれます。同社は米国内49の州とワシントンDCで営業しています。2008年の21stセンチュリーの総収入保険料は36億ドルで、その内訳は通信販売が27億ドル、独立系代理店販売が9億ドルとなっています。
なお、今回の売却には、富裕層を対象にした損害保険商品の提供をするAIGのプライベート・クライアント・グループは含まれていません。
AIG会長兼CEOであるエドワード・リディ氏は次のように述べています。「このような市場環境で20億ドル規模の売却が合意に達したことを非常に嬉しく思います。」「さらに、我々は他の案件についても話し合いを重ねており、前進しています。我々は、引き続き全AIGビジネスの強みを最大に引き出せるよう、検討をしていきます。」
21stセンチュリーの社長兼CEOであるアンソニー・J・デサンティスは次のように述べています。「21stセンチュリーとファーマーズはともに堅固な企業であり、契約者に対して優れたサービスと個々の状況に即した保障を提供しています。これは素晴らしい組み合わせであり、我々の顧客に一貫したサービスを提供できるよう、円滑な統合を楽しみにしています。」
この取引において、AIGに対し、バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーズLLCはファイナンシャル・アドバイザーを、シドリー・オースチンLLPが法的顧問を担当しました。また、ブラックストーン・アドバイザリー・サービシズはAIGに対し、AIGの世界的な再編プログラムの一環として財務的アドバイスを行いました。
注)AIGは2007年に21stセンチュリー・インシュアランスを完全子会社化しました。同社を含む米国内の個人向け損害保険事業の売却については、昨年10月にAIGが再編計画を発表した際に含まれていたもので、今回の発表はその計画に基づくものであり、日本国内での自動車保険事業に影響が及ぶものではありません。
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